肩こりに関するマメ知識

女性に多い原因として、
　・　男性と比べて筋肉が弱いこと
　・　家事仕事で前かがみの姿勢が多いこと
　・　家庭での仕事が忙しく、リラックスできる時間が少ない　　など

子供達に肩こりが多くなった原因として
　・　塾などで勉強する時間が多くなった
　・　外で遊ぶことが少なくなった
　・　手のひらサイズのゲーム機で遊ぶことが多くなった　　　など

　どの原因からも徐々に肩回りの血行不良が起きていきます。それが一般的に肩こりと言われるものです。
　肩こりでも大変注意が必要なものもありますので、自己診断でただの肩こりと決めつけて放っておかないようにしてください。
　・　長く続いている肩こり
　・　日ごと肩の痛みが強くなっていく
　・　いつも同じ側が痛くなる
　・　手にしびれが伴う　　　　など
とにかく、一番怖いのは自己診断により本当に治療が必要なケースに対して何もせず、長い間
放置してしまうことです。
　どうすればいいのか分からないときは一度ご相談ください。

 こちらでは弊社が今までに手がけた事例をご紹介いたします。

　肩が痛く背中も痛くて、ついでに吐き気もあると連絡をうけ、その方
の自宅へ往診に出かけました。
　自宅へ着くと気分が悪いので、横になっておられましたが、今は
吐き気はないとのこと。
　早速、問診、触診をしました。
　肩、背中のハリほもちろん首、腰と全体的にハリが強く、ずっと我慢
して毎日を過ごしていたとのことです。
　肌荒れもあり、疲れが内臓にも蓄積している感じでした。
原因として考えられるのは、
　・　忙しくて体をゆっくり休める暇がないこと。
　・　食生活が不規則になっていること。
　・　偏食が多くなっていること。
　・　体力の限界まで我慢してしまったこと。　　　など
　忙しすぎるという日常生活は自律神経の働きを悪くしてしまう。
　食生活の問題は内臓に負担をかけて、働きを鈍くさせてしまう。
　そして、一番良くないのは体の疲労がかなり激しいのに何の手当てもしないで
　長いこと放置していたことです。
　その方に必要な処置として大きく３つあります。
　１つ目は　生活にもう少しメリハリをつけることです。
　働くときはしっかり働いてもいいんですが、休む時もしっかり休むということですね。
　そういうメリハリを付けることで自律神経の働きが徐々に正常に戻っていきます。
　２つ目は　食事は規則正しくバランス良く。
　どうしても忙しい時は食事を抜いたりずらしたりしてしまうことが多くなってしまいますが
　そういう悪習慣を少しずつ直していくことで、内臓に対するストレスが軽減され働きも良く
　なっていきます。内臓疲労は体力の消耗になりますので、注意が必要です。
　３つ目は　体をもう少しいたわりましょう。
　誰でも働かなくてはいけないので、体が疲れるのは当たり前です。
　だけど、その疲れたからだをどういたわるのか、そこにはその人にあったやり方があると
　思います。私は仕事と同じくらい体のケアは大事だと考えています。体は資本、健康は財産です。