長野式治療とは

　私たちには本来、様々なケガや病気を自分自身の生命力で
治してしまう「自然治癒力」が備わっています。
　ところが、「自然治癒力がうまく働けない状態」により様々の慢性的な症状で悩んでいる方がいます。
つまり、「自然治癒力」の働きを邪魔するものや原因となっている状態を改善したり除去しない限り、症状に回復の兆しが見えてきません。              
　長野式治療では独自の診断法で「自然治癒力阻害因子」を見出し、様々な長野式処置を用いてそれらを改善、除去して「治る身体」に導いていきます。
　治療の流れとしてはまず治療をするにはいろいろな情報集めをしなくてはなりません。
　　・　痛みの状態（強さ、場所、つらい姿勢、特に痛む時間帯など）
　　・　いつからか
　　・　何をしたら痛くなったか
　　・　前にも同じ痛みを経験をしたか
　などの問診から始まります。
そして次に「脈」を使った脈診（みゃくしん）をします。
速さ、硬さ、深さなどいろいろなタイプの脈から身体の状態をさぐっていきます。
脈は常に変化してますので、何度も脈をみながら治療を進めていきます。
　脈診同様、お腹の状態からもいろいろな情報が得られる腹診（ふくしん）も使いながら治療を進めています。
　手足を使った火穴診（かけつしん）も情報を得る手段として大切な診断法ですのでこちらも使っていきます。
　このように様々な情報集めをしながら最終的に治療に使うツボや位置を決めていきます。